赤俊雄のお気に入りの歌一覧
沙久
前向きに踏み切り跳ぶその瞬間は彼女だけのもの風を切り裂き
5
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只野ハル
今日寝て今日起きる生活を今日起きて今日寝るに戻さなければ
16
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コーヤ
紫木蓮むくりむくりと膨らんで胸を広げて春陽にうらら
24
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コーヤ
もりあがる落ち葉の奥に白き花盛りたる蕗の薹立ち燃えて
20
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リクシアナ
春風に川面の氷ふき寄せて流れに埋む水鳥の弧よ
15
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たけくらべ
花冷えににほふ櫻は惜しむらく人に見られで散りぬものかは
17
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南美帆
人生の半分を知る旧友に和泉式部のようと評さる
9
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リクシアナ
目を閉じて紫色の残像はいつかの春の菜の花のネガ
19
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千映
さくら菜の花若草の三段の色春爛漫の和菓子可愛や
16
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朧月
猫あゆみ夢を見せをり花朧おぼれてみたくなる刻もあり
14
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けら
月の骨切り出し凛と弦を張る 奏でる音は春を呼ぶ風
16
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コーヤ
絡み合う小さき蝶が二つ舞い菜の花畑で蜜飲み憩う
21
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リクシアナ
花びらはシフォンの緩さ部屋咲きの桜に触れて優しさを知り
22
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恣翁
水に映るその影さへも 杏花こそ 飽かず楽しめ 夫々の春
24
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けら
月がいて星が随い巡る空 千の軌跡を残し明けゆく
13
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朧月
ゴム編みで咲かす花々あざやかに娘喜ぶ春の宵かな
16
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林林
お店にてティッシュが最後のひとセット買って五人で分け合うあの日
18
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ひかり
真夜中のアスファルトには頭骨か白木蓮の落ちる音して
7
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へし切
風はまだ頬に冷たい春なかばこころ浮かるる菜の花のいろ
33
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亜貴
こんなにも輪郭のある思いなのに 言葉にしたら溶けてしまいそう
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