猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
粕春大君
浦の江に叶ふ社の木綿だすきかくる想ひを知る人ぞなき
18
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粕春大君
時しもあれ人の別るるものとても葛のうらみに秋風ぞ吹く
16
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粕春大君
入り日さす稲村ヶ崎に月待てば潮もかなひて恋わたるらし
7
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粕春大君
柴の戸に風をよくらむきりぎりす宿直無用ぞ訪ふ人はなし
6
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粕春大君
風を寒み板間の褥巻きをれば夜のほどろに時雨降るなり
11
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粕春大君
秋玲瓏 雲水菩薩の鐘つけば銀杏散るなり巨福の山に
7
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粕春大君
かひもなき契りもせしな秋霧の籬のうへの百舌の草茎
13
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粕春大君
はつ霜の冴えかへるなり暁の鐘の音こそほのきこえけれ
17
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粕春大君
あらたまの弓張月のいるごとに赤る竜田の山紅葉かな
18
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粕春大君
星月夜鎌倉山を吹き越えて木の下露に秋風ぞ吹く
19
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粕春大君
土を手に結ひあげ思ふ藁塚にまたひととせの秋のたのみを
17
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粕春大君
秋つ島稲架に囀るむらすずめこよひ黄金のねぐらなるべし
16
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粕春大君
神な月真木の杣人山寒み酒煖むる紅葉の焔
18
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粕春大君
白菊にとこしへの秋を契りてむ君が八千代に幸くあれかしと
8
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粕春大君
山がつの垣ほに煙るもみぢ葉は憂き世を閉ざす霧となるらむ
21
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粕春大君
深山なる木々の下葉は染まらねど秋風に散る櫨のもみぢ葉
17
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Kantの娘
わりなしや一枝候藤袴ともにめでたき人もあらねば
4
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粕春大君
枯れそむる小野の草葉をうち敷きて夜寒の露にきりぎりす鳴く
19
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さる
来ぬ人を 松の枝ぶり ながめたる 待つ身の辛さ 時の過ぐるも
2
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粕春大君
野を分かつ秋の嵐に雁がねは雲ゐはるかに月を追ふらむ
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