まあさのお気に入りの歌一覧
灰色猫
孤独でも大丈夫だよと告げるよう凍てつく夜のお月様
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へし切
少年は大人の階段のぼる度 夢のつぼみを無くしてきたね
29
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千映
認知症患う母は衣装持ちファッション疎くなりて吾悲し
13
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詠み人知らず
拒めども 身体の性にあらがえず 君をのみこむ しだかれし夜
15
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詠み人知らず
めっちゃアホ 形容なのに活用を動詞に嵌めて首ひねってた
7
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桐生賄
一昨年に 血便・下血 経験し 己の腸の 弱さを知った
15
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桐生賄
二回目の 盲腸今度は 入院だ 薬で散らし 危機免れる
15
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桐生賄
腹痛に耐えて高校入試受け 合格したは忘れられずに
20
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夢士
大寒波昼のジョギングいと寒し道ゆく人の視線に耐ふる
17
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只野ハル
雪が降るトイレの格子窓獄中の歌人の歌を思い出す
20
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詠み人知らず
同期会痩せる肥るはあるけれど昔を今になす声音かな
17
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詠み人知らず
バス待ちて思ひ来し方空ゆけば疾く疾く見ゆる春の嬉しさ
18
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沙久
動脈が たぎる道成す 裸木を 抱けば重なる 互いの心音
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なかしぃ卿
次の駅告げし車内のアナウンス渋き声にも家族ありけり
9
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千映
素晴らしい絵を描く男見ィつけた絵の中潜むこころに恋する
17
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石川順一
浜松の駅を過ぎ去りビール飲む大河ドラマをふと思ひ出し
20
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西村 由佳里
マフラーをぐるぐるぐると巻きなおし一歩ふみ出す強風の中
11
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絮谷新
わたし二十麻藥のやうな戀をして夢見るやうに電車に乘るの
17
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万陽
「なぜ?なぜ?」と聞く年頃の吾娘は今知識の蜜を 吸う蝶々かな
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野々花
母さんが笑えばいつも春がきてぽぽぽぽぽぽぽたんぽぽ揺れた
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