吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
千野鶴子
ああここは冬でも花が咲くのだと椿見ながらふるさと思い
8
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千野鶴子
柔らかく微笑んで君の差し出した手の中の林檎香り芳し
7
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千野鶴子
歌も句も君に贈るには足りなくて御酒草手折りそっと差し出す
6
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秋日好
花の江戸往ぬれば雁鳴く鎌倉に櫂なく漂ふ水夫を追ひけり
15
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月虹
ひと駅とまたひと駅と過ぎ行けば秋は深まる山辺の車窓
63
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千尋
曇天にストローをさしどろどろのピンクの春を吸い込んでいる
6
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千尋
分度器の1度のズレを許し合うそういう日々を生きてゆきたい
10
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千尋
遠いとか近いじゃなくてその場所に行く気があるかどうかだろーが
5
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千尋
満月の輪郭溶けて指先に絡むシロップ百合の匂いよ
4
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まあさ
いちはやく 枝を離れた 暖色の 落ち葉がカサコソ 秘密の相談
25
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まあさ
やるせない 心に響く 雨音と 秋虫たちの コラボレーション
21
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まあさ
順調に 回復している らし夫の 定期検診 間隔があく
23
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宴
残響がきこえる狭い路地裏で焦げたプラスチックのにおいと
6
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宴
ティーシャツをすり抜けていくこの風がいつものように突然に秋
6
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宴
珈琲の氷がとけるスピードで薄まっていく夏のあと味
13
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宴
雨かなと君がかざした手のひらに触りそびれてただ曇り空
7
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宴
アラートの後のたったの四分で辞世の歌が詠めるだろうか
6
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千映
この次はどなたに涙流すのかそういいながら吾になるかも
12
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千映
鍋焼きのうどん食べれば早々に秋が深まる腹の中から
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詠み人知らず
たまさかに破った手紙ありましてロキソニンより先に出にし
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