吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
真雪
とろとろで塩分多めのたまご粥 生きるしかない味がしました。
13
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真雪
たとえばね あたしの肌の 傷だとか そんなとこにも アナタの痕跡
6
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真雪
台風で洗われた後の空映すカラスの瞳がいまだけ碧い
6
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石川順一
朝方の曇り空かな今は雨マメアサガオや露草を見る
21
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石川順一
つぶあんを二つとスピッツ聴いて居る深めて見たい古今集かな
17
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詠み人知らず
もうここでお終いですと君が張る結界ならば吾を弾いて
5
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コタロー
颱風や今日發賣の本買ひに本屋入れば店員一人
9
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サヤ
オリジナルスパイスを少し入れました いつものホワイトシチューの中に
12
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コタロー
しとど降る雨に似合つたCDをあへて探しぬ獨りの時間
10
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詠み人知らず
四六時中好きだつたけど喧嘩してなんかの絲まで切つてしまつた
5
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半格斎
穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき
62
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サヤ
いつの日か世界を自由で照らします 自由の女神の決意は固い
9
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inosann
花婿への「はなむけ」の言葉は決めたからまだ見ぬ君をいつまでも待つ
18
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inosann
朝夕の過ごしやすさに推しはかる秋のふかまり冬のおとずれ
22
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夢士
秋の陽の照る芝草の白線の内に走りし老いた若人
22
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へし切
なに此処に咲くとや墓碑の彼岸花 浮き世を憂きと恨み侘びつつ
27
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石川順一
不意に吹く風が葉裏を露わにし全ての濃さを薄くして行く
80
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まあさ
秋虫は 嵐の前の 静けさの 中で微妙に 音程はずす
19
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リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
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千野鶴子
泣き明かし腫れた目で見たその朝日雲の隙間から黄金が零れて
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