キタハラのお気に入りの歌一覧
三夏
ハーベスト共に送られ青虫を邪険にできずつい眺めいる
5
もっと見る
三夏
信じてた王子が白馬で来ないのでこれから徒歩で説得に行く
80
もっと見る
銀ねず
消しゴムでこすったような満月が出ているおあつらえの再会
9
もっと見る
銀ねず
置いてきた未来に出くわすようにして笑顔のままの写真のあたし
3
もっと見る
羽
青空にかざすノートを手渡されそっと開けば夏がはじける
11
もっと見る
羽
ひとりずつ世界はありてまじわらせつなぎひろげてときにはこわす
2
もっと見る
羽
待ちきれず素足になったつま先がひかりはずませ夏の入り口
36
もっと見る
詠み人知らず
百点が全て!だったあの頃に さよならをして 手ぶらで生きる!
4
もっと見る
詩月恵
忘れたいことって忘れたくないことなんだって 今 気づいた
7
もっと見る
田中ましろ
溜め息の重く積もりゆくこの部屋で酸素不足の金魚がひとり
12
もっと見る
虫武一俊
そこだけのまっすぐじゃもうごまかせないふたりの足の指に砂浜
3
もっと見る
キノシタサトル
「本当に怖くなったら言いなさい優しいふりをしてあげるから」
2
もっと見る
鹿男あほでよし
日差しとか子供たちとか小鳥とかみんなで僕をいじめないでよ
14
もっと見る
路傍の思惟
ああ、犬じゃなくてよかった わたし今、しっぽがあればきっとふってる
15
もっと見る
不乱
頭がもう壊れるくらいに悩んだよ これでいいんだ そう信じてる
5
もっと見る
栞
やさしさも力強さも持ってない わたしは嘘をつかずにゆくだけ
3
もっと見る
栞
もたれてるふりをしながら支えるよ きみは知らずに立ってたらいい
35
もっと見る
ひいらぎ
喫茶店だって一人で入れるし繋がない手も普通になった
1
もっと見る
キノシタサトル
問十五・君はどうして生きるのか 答・君には教えたくない
7
もっと見る
キノシタサトル
近付いて御覧互いに寄り添って見える星でもあんなに遠い
4
もっと見る
[1]
<<
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
>>
[51]