詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
山程の残業終えて消す電灯愛の鞭とは今は知らねど
22
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まあさ
ゆく夏を 見送る虫の音 響く朝 今季初めて 蚊に会いました
16
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灰色猫
神罰が下りたのかしらこの胸の想いを歌に託せなくって
17
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inosann
バランスを蜻蛉の口先一点に任せて竹細工宙に浮く
23
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リクシアナ
美濃判の歪むガラスに陽は溶けて唱歌に添いし古きオルガン
35
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石川順一
ナビ派など私が作って見せようかゴーギャンなどを指針としたい
13
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石川順一
成らぬ実や蝉の穴など見て居れば不在連絡票などもあるかな
14
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リクシアナ
黄昏に泣く子抱きて口ずさむ月もまどろむ白秋の唄
28
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リクシアナ
季分かつ蒼き時雨を見送れば雲間に開く秋の青空
25
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滝川昌之
潮焼けのデッキシューズを裏返し何度払ったこの夏の砂
34
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夢士
抱かれてじっと吾が顔見つめいて「これでさよなら」すーっと目を閉ず
22
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夢士
開け放つ窓より入りぬ涼風や遠くの杜の秋祭り音
23
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まあさ
夏休み 最終日の朝 蝉の声 宿題帳を 整えて聞く
20
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灰色猫
痛くって思い出したの肉体はとても静かに吠えていること
24
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灰色猫
針じゃなくホッチキスで縫いますねついでにまぶたも縫っておきます
15
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灰色猫
病棟の窓辺いろどる花鉢は悲しい分だけ鮮やかですね
19
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inosann
白黒の母に甘える一枚が今も脳裏に焼き付いている
27
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詠み人知らず
だくだくと汗流しつつ拉麺を 黙々食むや好物なるらむ
16
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Chico
云はずもがなの言靈を込め神に祷む ふたりロシアンルーレット
20
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石川順一
カツどんを夕餉に食べる昼餉にはお茶漬け食べる過去歴を持ち
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