桜ねこのお気に入りの歌一覧
鞠花
光満つ季節きたりて庭見れば咲くや蒲公英野辺のランプよ
4
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あんこ
飲み込んだ言葉の数だけ幸せに近付けたなら頑張れるのに
11
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西村 由佳里
目で君を心で君を抱きしめて数えきれない言葉そそいで
4
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悠々
はつかしき日々をかさねて迎へたる 古稀といふ朝ただ有り難し
34
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舞雪
さよならの言葉で走り出した時、大事なものを落としたみたい
23
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ゆり
ベランダで目を閉じ風を受けて立ち水平線を飛ぶ鳥になる
31
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泉白水
うつかりと傘を忘れた振りをしてあなたのもとに滑り込めたら
6
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本田
日焼け止め塗るのを忘れてきた顔でひとり影鬼する昼下がり
3
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駒蝉
疲れない足と体があったなら 空を探しに 旅に出るのに
5
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矢車菊
やはらかき言葉の重みてのひらにけふも小さき古語辞典繰る
17
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秋日好
ピンクから黄色に移るしゃくなげが夏に近づく時間を刻む
17
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都詩
故郷に桜咲きぬと聞きしより恋ふるその色三十年を見ず
22
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芳立
無防備な君のひとみをほしいままに南の風はうるほつてゐる
9
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詠み人知らず
ばあちゃんが毛糸をほどき編み直し孫に贈るよ小さなセーター
23
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詠み人知らず
神代より詠み継がれたるやまとうた人の心の種よりぞ咲く
36
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恵
咲きだした桜にバトンを渡すよに白木蓮ははらりと散りぬ
31
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コーヤ
風薫る香に誘われて坂道を軽やかに駆けゆりの花咲く
21
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河のほとり
花さそふのちの風さへしづかなる春のかぎりのゆふぐれのそら
30
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葱りんと
恋の歌 照れずに詠みたい そう思う 時点で既に フィルター越しで
16
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まぽりん
枝垂れ咲く薄くれなゐの花こぼれ巣くふつがひのつばくらめかな
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