灰色猫のお気に入りの歌一覧
露華
耳鳴りは頭鳴りへと変化して全ての音を搔き消してるよ
2
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悠々
ふるさとの七色川もなつかしき 犬猫の死骸メタンガスの泡
14
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へし切
うたのわを離れしといへど友は友 君が詠まれし歌は忘れじ
14
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しらすぼし
しらすぼし釜あげ後に干し乾燥す雑魚とは違うのだよ雑魚とは
11
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林林
舞台でも半泣きしつつ幼子は皆と最後まで歌い切りけり
3
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詠み人知らず
君の住む町を緑に染めたいよ今夜も青の祠を焙る
2
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鳥羽薊
薄氷を踏む子を免れた箇所を踏み亡き祖父を偲ぶ正午よ
2
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ながさき
火をともす 心に希望の 火をともす 胸の炎が 消えないように
14
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西村 由佳里
抱きついて君の鼓動を確かめる朝のひととき 今日はお天気
5
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林林
アンケート二十六人中九人が自分を嫌いとぞ答えける
5
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詠み人知らず
夏みかんおひとつどうぞと手渡されその温もりが手にずっしりと
12
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詠み人知らず
白きひと春の狂気を身に纏い 舞えばさややの風が流れる
15
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月虹
文化とは失うことと紙一重古き駅舎に集う写真家
27
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月虹
まだ咲かぬ梅には梅の心あり明日はきっともっと晴天
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夏恋
ウィルスにしばらく罹っておりました心の均衡やっと戻りぬ
12
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すばる
愛なのか執着なのか分からない 胸の苦しみ日に日に増える
11
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月虹
なほ深く言葉を交わし合ふやうに歌詠み交はす夜の岸辺で
27
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風花
人を許し己も許し生きていこう 人生短し敵などいらぬ
19
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河のほとり
ゆかしやな見がたきほどの山々も霞の奥の花を思へば
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只野ハル
ラジオから私鉄沿線流れ来て今日が彼の誕生日と知る
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