詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
八慧(やゑ)
訪れのないまま時は移りゆくふる里の野は色なく枯れて
7
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秋日好
ぶなの枝珊瑚水木に白樺枝垂れ柳のそれぞれの色
16
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林林
「やさしちょういりぐち」というバス停は優しい心で生きる入り口
26
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へし切
冬草の離れにし人を思ひ寝に寝し夢ならば覚めざらましを
32
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林林
散り敷きし紅き椛葉この道をほのかに照らし風に舞ひ翔ぶ
25
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たけくらべ
つれもなき人を恋侘ぶ夜の果てに氷雨も軈て雪となりけり
26
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千映
どんどんと老いてく人の目の光別人のよう悲しこの頃
16
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コーヤ
吹きさらす 凍てつく日々もさくら耐え咲く夢見ては春来るを待つ
22
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コーヤ
一枚の 紙折りゆけば 鶴になり いのち宿りて 羽ばたく如し
25
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香月
君が手を握りて伝ふぬくもりの焦がして乱る孤悲のやさしさ
8
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ながさき
冬枯れに 負けじと詠う 声あらば 春はほのかに 近づきにけり
40
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詠み人知らず
小悪魔と悪魔の違いを考察し どちらでもない 妻がニヤリと
26
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詠み人知らず
田園に冬の夕陽のやはらかな色に覆はれセンチになりて
16
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たけくらべ
つらきゆゑ逢はずもがなと思ひぬる情の人を木陰にて見ん
30
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まあさ
今月も無事で良かった 月イチの夫の定期検診結果
18
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まあさ
何もかも捨てねばならぬ時がある大事な何かを守りぬくため
23
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藍子
朝焼けを窓から見つつこの我が身介護の日々から逃げたく思う
22
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藍子
街はもうクリスマス色に輝いて心踊らぬ我が身哀しい
22
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コーヤ
菊花の 香に浸りたる ひと時に亡き父咲かせた 大輪浮かぶ
19
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コーヤ
思い出の 欠片を残し 暮れゆくは うたの絵巻へ 記し織りおく
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