詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
楽園の太陽みたいな旋律に包まれひとり眠りへ落ちる
19
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詠み人知らず
花冷えの明地峠に降り立ちて見渡す伯耆の里の静けさ
10
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煩悩
つつがなく茜を終えた一日をどんなに追いかけて行きたかったろう
11
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KEN
手兒奈摘む射干の色さへ尚眩し雨の洗ひし風吹き渡り
10
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詠み人知らず
キッチンのシンクの下に罠として設置されたるコットン・ボール
5
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浅草大将
冷たきも世にふる雨と凌ぎつつ散らで御国に咲くが紫陽花
7
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幸子
幾たびもさりげなき手の準備してくれしものありて作業回りぬ
8
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ななかまど
セキレイが助けてくれし田の耕起前になったり後ろになったり
6
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へし切
嬉しきも憂きも思ひを言の葉にすれども侘し声なき宿は
22
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滝川昌之
週末は新築探す藤棚に あしながバチの営巣の夢
19
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灰色猫
金色の野へと降り立つナウシカの奇跡を歩む菜の花畑
19
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秋日好
貧血と低血圧に目を向けずコレステロール値気にする医師たち
10
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秋日好
都心まで辿りついたかどうなのかオフィスにいるのか歩けているか
13
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コタロー
雜草が伸びて狹庭に黄色なる花を咲かせて拔くを躊躇ふ
9
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詠み人知らず
風うらら日々に変わらぬ散歩道若きは走り老は歩めり
10
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秋日好
あれこれともしもに備える生活は己が身体を酸欠にする
15
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アガサ
暁に黒雲ちぢに島成すも 風が連れ去る天空動画
12
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KEN
身は濡れて翼震へる夜に耐へ燕飛び交ひ虹くぐる朝
10
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詠み人知らず
ふわふわのホットケーキが食べたしと つっかけ履きて夜半にコンビニ
10
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横井 信
雨なのに小鳥の声が聞こえてる笑みがこぼれる ツツジの小径
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