詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
「関係の絶対性」と吉本が言って居るのか叫んで居るのか
14
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KEN
子ら待ちて六つ年向日葵咲きにしも歌声途絶えし里の学び舎
14
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KEN
振り向かばまなこに絡む蔓牡丹心置き去り里捨てる道
14
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恣翁
大空に 透き徹る秋の粉噴かせ 長かりし夏の休み尽きけり
20
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夢士
パソコンを閉じて窓開け虫の音や鳴き声数多遠く近くに
18
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灰色猫
波際で戯むる君の足跡をひとつふたつと拾っていくね
20
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灰色猫
囚われのライオンたちは喉鳴らし時に猫よりごろごろごろと
15
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灰色猫
迷ったら楽しい道を選ぼうよ苦しみなんか縛られないで
24
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詠み人知らず
逸れては 泣き惑ふ子を抱きなば 吾ならなくに 責むるがに見ゆ
12
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詠み人知らず
職人の手技冴えたる波斯絨毯 精緻極むる忍冬文かな
19
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詠み人知らず
病院の乳首の薬 見てみれば 眼の細菌の感染防ぐと
10
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詠み人知らず
じゃんけんで勝てば登るる階段で ナッシュ均衡知らねど勝利
12
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inosann
切られて後ミラー向けられ「どうですか?」と問われても最早髪は戻らず
24
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真雪
夕立に 濡れた制服 透けていて ドキドキしながら 待つ雨上がり
7
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真雪
黒髪が 視界の端に チラつく度 追ってしまうよ 触れてみたくて
7
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へし切
お話はできないけれど知ってるよ開く絵本に目をかがやかし
25
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へし切
夕されば照り残る日はかたぶきてもの思ひおればひぐらしのこゑ
26
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千映
少しずつ蝕まれてくこの体傷の出来ない恋をめざそう
13
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半格斎
呆けるのを避けよとむかふ数独を ひとつ解ゐては肩で息つく
15
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滝川昌之
ネガフィルムケースに詰めた朝顔の種はまた来る夏の被写体
26
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