詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
まごころをこめて歡ぶうたに醉ひ艷めく花芯の妖艷に癡る
15
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ふじこ
哀しみの砂と眠るは十三湊ひとり鷗よ泣いてくれるな
19
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千映
沢山の剪定の後鳥来ない夫の落胆日に日に強い
13
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葱りんと
絶品の レバー煮解凍 今日の夜 一人呑むアテ 淋しくないよ
11
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葱りんと
近場なら 一緒に飲みたい だけれども 叶わないから 歌で一献
14
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へし切
思ひ侘び袖のしぐれも堰あへぬ世にふる河の憂き瀬になくも
26
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石川順一
木曽川の鬼が島には木ばかりが鉄橋通る電車が過ぎる
16
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灰色猫
白銀の澄んだ世界の朝のよう眩いばかりの恋の始まり
17
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灰色猫
魂を揺さぶる歌と出会ったのわたしの辞書が白紙になったの
16
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滝川昌之
塩梅は冬日まかせの軒下に大根と柿は仲良く干され
30
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吉野 鮎
規格外製品檢査規格外らしくあれなどもとめられても
9
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inosann
生来の甘え上手が不機嫌な妻に猫なで声で許し請う
17
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秋日好
町ごとにクリスマス市開かれて第一弾はさいふも固く
16
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秋日好
裸樹の林立縫って刺す冬陽助手席から来るいたわり言葉
16
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詠み人知らず
また何時か こぼるる言葉手のひらをすり抜けてゆき月はおぼろなり
24
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ふじこ
友の名を呼ぶ我が吾子の息白く木枯らし包む紅葉の手と手
20
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吉野 鮎
ふふむ汝の笑まひの憂ひに戀は萠へ眞紅の薔薇はわがままを咲く
15
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灰色猫
凍てついた梢の雪は刃の如く白く朝日を照り返しおり
22
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灰色猫
小雪舞う冷たき朝に赤らめたあなたの頬は誰を想うの
20
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詠み人知らず
咲いたのに見向きもされない花ならば そっと手折ってぼくが飾るよ
20
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