詠人不知のお気に入りの歌一覧
浅草大将
風なくばおのが光を剣にて雲切りはらへ冬の夜の月
16
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あまいりょう
叫んでもゆれない水に映しだすあたしのあした遅刻してくる
7
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でくのぼう
散りてこそ花の命は潤はしく流れて流れて辿りつきをり
13
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庭鳥
予備校の模試の話題で盛り上がるふたつ隣で歌とコーヒー
10
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薫智
日溜まりの中でたたずむ猫がいるそのぬくもりを分けてほしいな
13
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でくのぼう
巴里の窓群青くすみ雨模樣佐伯祐三の跡訪ねむ
8
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粕春大君
難波潟波間に出ずる葭の芽もはる待つ恋を人の知るらむ
20
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薫智
雨音がオーケストラを奏でてる傘路面窓叩いて紡ぐ
12
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水葉
揺らぎたれ心の奥でゆらゆらと灯火ひとつ安らぎとなれ
10
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まるたまる
歩道脇シロツメクサが濡れているこんなに寒いと知らずに咲いて
14
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只野ハル
蘭亭に碧き風吹き振り向けば君の姿は幻と消ゆ
7
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庭鳥
好きな花問われてみると絞れずに今の季節に咲いてる花と
9
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粕春大君
きぬぎぬに霞の衣かはたれの空にのこしつかへる雁がね
20
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山桃
春雨に枝垂れ桜は面ふせてすがりも敢えぬ花の玉水
20
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でくのぼう
なみだ雨櫻散りそめ桃色にあなた戀しく花筏かな
16
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山桃
道の辺に草摘む媼幾人か幼なじみと言いて笑えり
12
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粕春大君
此の道を花径といふは桜木の花春雷に散り敷けばなり
16
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でくのぼう
椿愛で雪のつもりし庵にて春待つ宵のめぐり逢ふまで
9
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じゃこ
こんなにも狭い図書館なんやからいちいち迷子になるなちびっこ
5
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でくのぼう
櫻のした言の葉紡ぐ吾獨り空は奏でし花舞の歌
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