ちりピのお気に入りの歌一覧
詩月恵
空が今 ぼくのかわりに叫んでいる ぼくのかわりに泣いてくれている
13
もっと見る
キタハラ
もうきみは寝ているでしょう この夜のはじっこでいまわたしはひとり
25
もっと見る
虫武一俊
いつの日か地球緑化につながっていくからちゃんと堂々と泣け
18
もっと見る
山本克夫
僕たちはたぶん何処かでかなしみを踏みつけながらいきているんだ
16
もっと見る
山本克夫
どこまでも螺旋階段 夏だった頃をさがしてのぼりはじめる
16
もっと見る
山本克夫
飲み干したラムネ瓶を振ればまた一つ夏の音がありました
18
もっと見る
山本克夫
やすっぽいビニール傘はなげすてて いま からだじゅうできく雨音
62
もっと見る
下地杏
思春期に太宰治に道をきくようなあんたがそもそも悪い
69
もっと見る
瀬波麻人
きみの二の腕をさわってポニョポニョと歌っていたら晩ごはんぬき
19
もっと見る
瀬波麻人
一年の終わりに僕らひとつだけ間違っていい 今 肩にふれる
10
もっと見る
瀬波麻人
あの夜に君が離したぶらんこは春がきたのにまだ揺れている
30
もっと見る
瀬波麻人
まだ忘れられずにいます二時半の蛇口の先でふるえてる水
17
もっと見る
チェンジアッパー
ハンマーが遠心力で飛ぶように叫んでいたい言葉があった
10
もっと見る
チェンジアッパー
小さめのコンビニ袋が道ばたに転がるけれど伝えたいんだ。
4
もっと見る
秋ひもの
永遠はひとりぼっちで見る夕陽 ぼくのシロツメクサの冠
25
もっと見る
秋ひもの
初雪よあなたが笑うために降れ 雨よわたしを消すために降れ
46
もっと見る
伊藤夏人
研究を続けたいので唇を重ねる訳にはいかないですか
29
もっと見る
山本克夫
夕立のあとアスファルトに立ち尽くす逃れられない夏の匂いだ
19
もっと見る
さかいたつろう
幸せな夕暮れでした 嘘ついて泣いても許してくれるような
5
もっと見る
文月郁葉
この地図に残らないこと この街で笑っていたこと生きていたこと
12
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4