祐鈴のお気に入りの歌一覧
コーヤ
そよ風にたんぽぽ綿毛空に舞いふんわりあなたに会いに行く
20
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美津村
「まむし注意」の立札の文字も薄れ果て茂りし草は枯れつくしたり
7
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リクシアナ
魔女の手の呪い百年眠る樹も 翁の手にて咲かせましょうぞ
15
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Chico
宥めつつ宥められつつ項垂れの涙堪えて一子侘助
28
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コーヤ
そっと吹く風にゆらゆら小米花恋する乙女の心にも似て
19
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詠み人知らず
喉もとに 嫌な何かが残ってる このまま寝よう 明日は起きない
15
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詠み人知らず
君のいう痒いところは背中かな それとももっと 微妙なのかな
17
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恣翁
老友や 死の予感だに 共有を崩さで居らむ 冬のベンチに
24
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赤俊雄
軽やかに逃げるのだとそれだけがただひとつ伝えたいこと
6
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へし切
春なのに雪や積もると近寄れば小米盛るごと雪柳の花
31
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恣翁
玻璃瓶に 愛しき裸虫身悶えて 這ひ回りたる夏の夕暮れ
16
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コーヤ
ほころびた桜嬉しく見る人に笑み振りまいておもてなしする
16
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鰹鯨
あの駅であの日あの時 雨ならば 傘を理由に話せたのにね
31
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詠み人知らず
桜咲く 不吉なものを閉じ込めて 佳人の髪に 花びら落とす
24
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へし切
老いるとも心は若く青葉たれ 身は枯れるとも名こそ惜しまむ
31
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月虹
霞みゆく意識の縁でペンを取る八度六分の熱に任せて
29
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野々花
あの人の鼻先弾けるサイダーの泡さえ憎きライバルになる
15
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ながさき
「嘆かざれ」、「嘆くなかれ」と 響く声 記憶の底に よみがへり来る
20
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灰色猫
ふんわりと 両手で春を 捕まえて あなたの前で 開いて見せる
56
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野々花
新玉葱(しんたま)のつるんと白い顔を撫で赤子のように優しく洗う
26
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