吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
こぐまじゅんこ
秋晴れのさわやかな風うけながらスクーターに乗り駆け抜けていく
9
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こぐまじゅんこ
しとしとと雨の降る日はたまってた家事をせっせとこなすのもよし
11
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詠み人知らず
指輪あとチラ見しても知らんぷり唇の端ゆるまない様
10
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詠み人知らず
ちょっと待って今あてるから知ってても知らないふり君よろこべば
9
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詠み人知らず
お酢なま魚は苦手なんだけどお寿司さそはれ微妙な私
7
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詠み人知らず
歌うまい下手なんて金魚すくひ手さき器用か紙ぶ厚いか
11
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詠み人知らず
真実か現実かより研磨カット光り蒐めて飼ふの大好き
12
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秋日好
家具つたいバランス取って立ち上がり幼子みたいに無垢な笑顔で
20
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秋日好
風抜ける草原歩むサイ親子柵外蠢く庭師を眺む
15
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秋日好
開襟に下のTシャツ覗かせて鎖骨の線が男を主張す
20
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秋日好
へにゃへにゃの自分は柔く形変え君の傷口ぴたりと塞ぐ
23
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まあさ
縁石に 重なってゆく 枯葉らの 内緒話を 聞くダンゴ虫
24
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ラベンダー
前も見て 上下も見ては 後ろ見て ぐるっと見渡す そう、生きるとは
30
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ラベンダー
悪態も 互いについた 祖母と吾 されど互いに 愛し愛され
21
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ラベンダー
見えずとも 彼岸花には 毒がある 佇む真赤 風揺らす秋
25
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夢士
石塔の青苔落とす秋彼岸線香燻る檀家寺かな
22
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夢士
秋空に浮かぶ白雲筑波山北へと向かふ常磐の道
17
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関山里桜
あさがおの失せしプラ鉢 ひらがなで書きし名前のたどたどしさよ
13
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関山里桜
「いい夜だ」ひとり呟きふと気づくふたりの帰り道の口癖
9
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関山里桜
鼻先に麝香を匂わされるよに目覚め女となりゆくおとめ
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