灰色猫のお気に入りの歌一覧
たけくらべ
犬猿の仲の嫁と姑もゴキブリ見るやしばし休戰
9
もっと見る
みつ
汚れてる靴紐伸びたカーディガンそんな君に安心している
7
もっと見る
深木乃青葉
冬経ちて学舎に満つ小春日の その温もりを夢とせめやも
6
もっと見る
雪柊
七度も住処移りし 根無し草愛しき故郷 近くて遠けり
13
もっと見る
白黎
結局はその場しのぎの快楽で時がたったら干からびている
19
もっと見る
はろーき亭 猫又
さも君の 涙の様な 雨模様 俺は打たれる そんなに憎いか
4
もっと見る
あんとん
食欲と よいの明星 帰り道 たらいに豆腐 買う人の秋
5
もっと見る
あふひ*・○・*
空っぽのベッドにたくさんぬいぐるみ彼女看取りし終の住処で
42
もっと見る
もり
ニンゲンと書けば乾いたセルロイド スルメは海を干物で渡る
5
もっと見る
葱りんと
大人への 階段とはそれ 何段か? のぼって来たけど 未だ途中で
11
もっと見る
へし切
あはれとも思はば思へひとり寝の暮れゆく秋に雨の音聞く
28
もっと見る
朔夜
心にも筋力要すや時雨るれば古傷シクと芯を震はす
6
もっと見る
雪柊
宛先が今でも在るか知らずとも三十年経ち 恩師に文書き
13
もっと見る
まぽりん
平らけくあれとや渡すかづら橋絶えせぬ筋の影とどむめり
25
もっと見る
洩矢転石
今もまだあの時きみに言い掛けた言葉が咽喉に張り付いている
10
もっと見る
ながさき
生きるとは 生涯かけて 学ぶこと 何歳であれ 遅くはない、と
29
もっと見る
コーヤ
城の庭燃ゆる紅葉分け入れば踏むも躊躇の錦広がり
15
もっと見る
コーヤ
うたのわに触れて希望の光射し日々の憂いもいつしか消えて
14
もっと見る
白黎
イヤリング 私の耳で光ってる 自分のためか他人のためか
3
もっと見る
恣翁
棟瓦の 夕付く日を実に噛むごとく ガスストーブのボッと火の点く
18
もっと見る
[1]
<<
3908
|
3909
|
3910
|
3911
|
3912
|
3913
|
3914
|
3915
|
3916
|
3917
|
3918
>>
[4549]