詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
卯月
さようなら瑠璃の夜明けは透きとおり別離のあとの輪廻を思う
11
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まあさ
悪夢なら覚めてと思う 真夜中の総合病院 手術室前
22
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まあさ
病院のベッドに臥す夫 吾を見て 安堵を浮かべ問う「ここはどこ?」
17
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コーヤ
風に揺れ黄色く笑むる水仙が花なき冬の庭を彩る
19
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コーヤ
毎夜ごと添い寝の祖母の語る声優し温もりいまだに残りぬ
20
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なかしぃ卿
味はえぬ哀しき酒を飲み干せば落ちし涙の香りもぞする
6
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新座の迷い人
白虎隊 聞く度毎に 感動し 少年達の 末路哀れかな
8
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沙久
なぜ君が殺されなければならぬのか 容疑者死亡にくすぶる思い
20
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沙久
「港」には 言の葉集い 訪れる 心ほぐしゆく ホロホロ、フワリと
15
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なかしぃ卿
故郷棄て旅に出るには所持金がいくらあったらいいか悩めり
6
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祈り花
どくだみをニキビに惱む吾がために煎じてくれた母懷かしき
10
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栞
言の葉は音も温度も色も変え 人を殺しも救い出しもする
8
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inosann
冬の陽をあびる車窓の富士山が雪の重さをかるく着流す
18
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敬之介
命日に母を思いてあの時のあの失言の言い訳したし
17
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まあさ
元同僚 多忙なはずの手を止めて 吾に寄り来て「がんばらなばい」
19
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まあさ
休職の手続きのため行く夫の職場の中に 懐かしい顔
17
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リクシアナ
美瑛産のしゅまり小豆と和寒のゆきこ南瓜を薪ストーブで煮る
25
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千映
ちりめんの皺に刻まれ母の過去悲しい思い出多い気がする
20
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秋日好
寝た頃を見計らってプレゼント床に広げて包装大会
17
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仮暮らし
拍子木のリズムが違うと指摘され最初からやり直す夜警かな
5
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