詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桜田 武
一粒三百円の高級チョコ娘の気遣いに甘さひとしお
3
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ひよこ豆
真夜中にうたた寝すれば覚えなきアラームの鳴る午前一時に
18
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ひよこ豆
銀婚の旅行の前に夫は逝くわずかの時を病に伏して
23
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詠み人知らず
ペン握る 右手にこもる愛情は メールやラインじゃ届かぬ真実
7
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詠み人知らず
紫陽花の焦げた花弁を 本挟み 乾いたページに潤いを足す
8
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もみじ☆彡
盆明けて饅頭カステラパイタルトテーブル賑わうその日の職場
9
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詠み人知らず
握った手 すぐに離れて 冷えていく 薄闇に見る あなたの背中
7
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幸子
秋服に食欲芸術虫の音と夏去る寂しさ堪えるあれこれ
19
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可不可
夏の恋ちょっと尻尾が焦げついて 後ろ髪ほど痛くないけど
9
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片井俊二
我先に電車へ急ぐ群集にもまれて今朝も孤独な戦士
8
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片井俊二
はらはらと桜花びら風に散り剥がれ始める春の欠片が
11
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片井俊二
小春日を受けて輝く水仙のか細き影に冬はたたずむ
37
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片井俊二
珈琲が冷めてしまったテーブルに戻れぬままのあの日のふたり
7
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バロンマン
高架より遥かに盆地の町眺む甍の波が山の端に届く
13
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バロンマン
田は黄緑に背景の山は緑濃くグラデーションの車窓は楽し
9
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詠み人知らず
止まらない憂鬱さえも押し殺し傍(はた)は楽になるのだろうか
5
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詠み人知らず
信念で貫ける事二人なら同じ方向見るのが大事
7
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バロンマン
快晴の車窓から見る夏富士の裾野の長く雄大なこと
9
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滝川昌之
「存分に輝きました」とヒマワリは首(こうべ)を垂れて夏を見送る
31
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松本直哉
子守唄うたひし日々のはるかなれ夏のなごりの薔薇の咲く庭
8
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