詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
白猫はときどき神の使者であり自由気ままな湯たんぽである
25
もっと見る
詠み人知らず
これやこの 老いも若きもまじりては 買ふも買はぬも 仲見世通り
16
もっと見る
詠み人知らず
身罷れば 見栄剥ぎ欲剥ぎ丸裸 金子は持てぬ 思い出ひとつ
12
もっと見る
詠み人知らず
週末は疲れたあなた労わりたい 肩もみ腰もみ最後は添い寝
17
もっと見る
まあさ
この夏の 想い出の欠片 集めたら 完成しそうな ジグゾーパズル
18
もっと見る
詠み人知らず
幸せを可視化し誰かに自慢する その行為故 どこか窮屈
7
もっと見る
石川順一
ゴーヤーのチャンプル食べる夕餉かな今日もシャワーを浴びる食後に
11
もっと見る
夢士
鳴き交わす虫の音清か帰宅の途我が庵に懸かる上弦の月
23
もっと見る
石川順一
帰り来て郵便ポストに広報誌ガス代請求二枚にわたり
14
もっと見る
千映
この冷やし中華が今年の最後かも思って食めば美味しさが増す
13
もっと見る
へし切
秋空に白き木槿の一日花 清しくもあり 愛しくもあり
22
もっと見る
滝川昌之
雨ごとに小さくなった夏の背をおくる茜はトンボか空か
23
もっと見る
石川順一
しんさんは有田みかんを懐かしむ紀州藩主の頃を夢見て
18
もっと見る
秋日好
荷物番のためでも浜に立ちつくし振り返る吾に君が微笑む
14
もっと見る
秋日好
七千円特売飛び付き連れ帰り組み立て試す新芝刈り機
15
もっと見る
秋日好
西空に理想通りの三日月が日没追いかけ同衾狙う
20
もっと見る
秋日好
金色の鯉の幼魚は先住の金魚に構って欲しそうに見ゆ
22
もっと見る
吉野 鮎
法師蟬のこる命をつくつくし薄らふ夏のこころのこりに
16
もっと見る
吉野 鮎
汝が笑まひ青き苦味を片頬に稻光る瞬間の翳に燃ゆ戀
10
もっと見る
吉野 鮎
汲めば湧く愁ひの泉水鏡密やかに笑みこころ問ふ汝
19
もっと見る
[1]
<<
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
>>
[64]