詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ふゆいぬ
音もなく水面を映す花の色行き先知らず鮮やかに散る
7
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吉野 鮎
若柳のしなやかに搖る春の野の逆光に汝の眩惑の影
10
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吉野 鮎
若き汝の甘やかに誘ふ素直なるまなざしの似るきみが於母影
9
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恵
好きだったあの人の車の匂いさえ嫌いになってく嘘 大好き
13
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石川順一
クマンバチ藤の花蜜吸って居る揚羽も二回目撃したり
13
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リクシアナ
騒夜あけ音色澄む街有線の誰ぞ選りしかリュートの調べ
18
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煩悩
ひぐらしの羽根をたくさん集めては詰めこんでいくランドセル水色
10
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幸子
高みにて剪定されし欅の枝風に抱かれ目眩く落つ
16
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詠み人知らず
飴細工つやめく如く繁り初む 夏には猛り狂へど 草の葉
9
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愛
密やかに見えない花を摘んでは見えない花瓶に運ぶ日常
10
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KEN
なずな摘む乙女の髮はさらさらと風に淺香の今日の午後かな
16
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恣翁
摘みてけむ蓮華の束の 陽炎に 置かれて 幽かに揺るる道祖神
17
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藍子
青柳のそよぐ姿の静けさに喜怒哀楽も隠してみたし
16
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千映
花冷えに悩んで朝の身支度に元気な脳が指示を出してる
7
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聴雨
語るなくかざることなき花々の千種のいろに教へ隠して
12
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詠み人知らず
心模様 男も女もあらで あるものを 他人の理解の及ばぬ哀しさ
14
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詠み人知らず
外国の「差別するな」の根底の既成概念そこから異なる
10
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詠み人知らず
貧しくも明るく豪放なる性質に人の集へば楽しかるらむ
10
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KEN
時惜しみ殘る櫻の一厘を雫に返す雨の思ひは
16
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聴雨
人生のほんの一瞬ズレました九分おくれの電車に乗つて
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