コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
白雁や翼を持たぬ喜びを秋の空より祝っておくれ
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灰色猫
どこまでも私が私であることの祈りとしての私の名前
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萱斎院
枯れ果てしいちしもよそに過ぎぬらむ 音うらさびし萩のうは風
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萱斎院
穂にいづる思ひも知らずゆく風に なほ打ち靡く花すすきかな
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しずく☆・.…。
鞍馬寺 秋澄む夜の 義経を 偲ぶ旅路に 一陣の風
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しずく☆・.…。
秋黴雨その間を縫って山行けば籠もる霞に翠が薫る
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詠み人知らず
柔らかき鎌振りあげて威嚇する可愛やかまきりわんぱく坊主
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詠み人知らず
隠し玉まるで煙幕張るように鬼ノ城終日独り隠れんぼ
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詠み人知らず
香りきて秋深みゆく栗山に賑わう子等のこだまが躍る
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詠み人知らず
日野川を登りて深き里山に曇華朱朱染めて秋ゆく
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詠み人知らず
ひとくさり己が人生ぶちまけてバス降りていく主婦ふたり連れ
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幸子
テーブルの木目のゆかし 規則的に拡がりつつも揺らぎたたえて
17
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幸子
遠ざかる活力の尾を引き寄せむと好みし歌を次々に聴く
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幸子
人知れず水を吹きゐる噴水が永遠の時間を司る庭
19
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幸子
伝記ぢやなく歌人論ぢやなく歌集読み初めてあなたと二人きりになる
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幸子
誕生日真っ赤な薔薇の花束をねだるだけだがわりと楽しい
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石川順一
クレマチス大小二つの白い花一番上が一番でかい
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つちだゆういち
イケメンは微笑むだけで尊ばれ僕が笑えどキモイと言われ
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つちだゆういち
拾われた時計は母と旅に出て七つの海を空飛び巡る
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詠み人知らず
看破して納得のいく説明を与えてくれる人はたいせつ
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