コタローのお気に入りの歌一覧
横井 信
立ち止まる僕を見下ろす柔らかな雲に滲んだ上弦の月
18
もっと見る
横井 信
ゆっくりと杖を頼った歩き方 力を抜いて見直す姿勢
13
もっと見る
横井 信
何度でも変わる計画 語り合いすぎる時間に溜まった疲れ
11
もっと見る
横井 信
交差点 秋風に揺れ聴く声は運動会の終わりを告げる
12
もっと見る
横井 信
秋晴れの陽射しの中で稲刈りの 轍を避けて歩く白鷺
11
もっと見る
石川順一
注文のライトマゼンタ届きけり口の悩みを訴える母
13
もっと見る
石川順一
柿の木を撮れば撮るほど冬の日はそんなに遠くはないと思えり
12
もっと見る
石川順一
恐らくは生まれたばかりの赤き蜘蛛常緑樹の葉を行ったり来たり
12
もっと見る
石川順一
石橋の上の毛虫は移動して裏へ回れば落ちそうになる
18
もっと見る
石川順一
鳥かごに黄色いインコが鳴いて居る大バッハより美しき鳴き声
18
もっと見る
詠み人知らず
かしげ傘お江戸の小粋香る町雨の浜町明治座あたり
18
もっと見る
詠み人知らず
減塩の片口鰯おやつ時一対二にしてにゃんこと私
17
もっと見る
詠み人知らず
ひつじ雲吉備のやまなみまだ蒼く裾野彩る紅葉目覚めよ
15
もっと見る
詠み人知らず
五年ぶり八重洲北口北回りお上りさんですお願いします
14
もっと見る
幸子
都会では良くも悪くも閉じている自分の小ささ感じる回路を
16
もっと見る
幸子
なぜですか まさかと思い確かめて受け入れ切れぬ事実につきあたる
14
もっと見る
幸子
梅肉をサンマにのせて生姜煮にあわい酸っぱさちょっぴりの辛さ
16
もっと見る
幸子
元歌より何割増しかで美しい夜の噴水詠むお嬢様
8
もっと見る
灰色猫
宵闇が訪れるたびアイフォンに秘密の恋を告白するの
13
もっと見る
灰色猫
まんまるなこの惑星に国境を壁を築いて引き篭もろうぜ
14
もっと見る
[1]
<<
380
|
381
|
382
|
383
|
384
|
385
|
386
|
387
|
388
|
389
|
390
>>
[607]