詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千百
もう一度 愛した人は あなただと 信じるために 目隠しで宙へ
7
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ざつ
きみの目の先から消えてしまいたい衝動、名前をつけるよ今夜
4
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詠み人知らず
夏草に 隠れて鬼を やりすごす 夕暮れの朱 頰の色隠せ
8
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詠み人知らず
雨粒が 一本の傘に 弾けてく あなたの肩が 私より濡れてる
15
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詠み人知らず
朝靄に 紛れてあなたの 部屋を出る 残り香を纏い 静謐を歩く
8
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詠み人知らず
さよならと 手を振る君に 微笑んで 握りしめた手に 爪痕残る
8
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石川順一
上弦の月が夜空に昇る頃昨日と同じルートを行けり
17
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詠み人知らず
見守られ終に果てにき 阿弗利加に昔ばなしのひとつ増えたり
15
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詠み人知らず
搗ち合ひて 悔し紛れの謗言を吐かるるも笑み 吾は勝ちたり
12
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詠み人知らず
濁る世に塗れてあるに美を見るや センシティブなる歌びとの眼は
14
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詠み人知らず
落陽が薔薇と染むる筋の雲 愛しき人の天へ流れな
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秋日好
熱夏去る 手元に残るマグナムを毛布にくるまり頬張る夕べ
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び わ
朝畑雑草取りに挑戦す涼しき風に秋の気配が
8
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己利善慮鬼
涼やかに君の心を揺らしたい夏の終わりに吹く風として
5
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横井 信
団子呼ぶ槌の音響く渓谷に旅の終わりのみちのくの蝉
13
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己利善慮鬼
時の巣と成りしアルバム捲りおり私が此処に生きる喜び
4
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みやこうまし
夕飯を一人で作り後始末 もつぱら独り 所詮私は
17
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是瓜
お仕事はお忙しいかなサルスベリ咲いた庭見て君を想えば
8
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詠み人知らず
孫去りて落ちつく日常戻るとも 草臥れた身は抜け殻のごと
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詠み人知らず
上品に炊きあげられし凍み豆腐 旨さ悟れで舌ぞ童部
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