大獏のお気に入りの歌一覧
聴雨
野分立ち夏の名残りの花流れ千々に乱るるわが思ひかな
7
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半格斎
蔓のばしきみが手うえの朝顏の花はまだまだ咲きそろふなり
14
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まるたまる
てのひらを開いてみたら空だった確かに砂を掴んでたのに
16
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まるたまる
てのひらを開いてみたら空だった確かに砂をを掴んでたのに
7
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白川剛
うちひさす都の小路たまさかに赤蜻蛉見る朝ぞ涼しき
17
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浅草大将
うみをなす眺め乍らに流るれば立つは霧かははたは浪かは
16
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浅草大将
ささがにのくものいとまをなみだ川絡む思ひも一筋ならで
12
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まるたまる
けたたましくタイマー鳴って止めたキス簡単じゃない関係もある
10
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まるたまる
カラカラと毎年同じ音を立てグラスの盛夏カルピスを飲む
14
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まるたまる
「帰るね」と言ったら君は寂しそう嘘じゃないならぎゅっと抱いてよ
15
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まるたまる
今朝方の夢は暗示に満ちていてインモラルだと私を責める
13
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まるたまる
言葉でも解りあいたい君の事もっと話してもっと聞かせて
9
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詠人不知
せせらぎと車輪と朝の喧騒と川の真ん中蒼鷺の立つ
8
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詠人不知
木の間よりもれ出づる音静けさは流れる川のありかを伝ふ
10
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詠人不知
雲と和すこずえの色はささめいていのちの声はひと夏に燃ゆ
17
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詠人不知
風鈴の一つ二つと鳴りおえて秋の訪ない爽やかさ知る
11
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あそびくも
目を伏せて頬赤らめてさつと閉づ手帳の中の若き歌詠み
20
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半格斎
すみ色の雲の端から赤みさし葉月の朝は明けてくるなり
13
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半格斎
ぶりかえす暑さに泣き出す声もなく蝉のなきがら道の辺にあり
23
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あそびくも
初秋のながめに猫の雨宿りあくびを分かつ友となりぬる
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