コタローのお気に入りの歌一覧
煩悩
蟻地獄にいる如く頂上を目指す荒涼とした山は厳しい
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石川順一
遠州のみそまん食べてひるがののミルクプリンを食べて居るかな
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石川順一
砂山は徐々に壊され閉山す鉄棒の前に大地に戻る
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石川順一
蜘蛛が居て葉裏に隠れるハエが居て盛んに羽音をさせて居るかな
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石川順一
夜の雨朝には止みて鳩が鳴く土やヴェランダ乾き始める
15
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石川順一
蛇口栓シャワーの栓が同居して止める時にも慎重を期し
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只野ハル
アルミ鍋あり合わせの具こま肉ですき焼きもどき発泡酒とか
5
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只野ハル
病院で長く待たされ付き添いの我より母の辛かろう
10
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只野ハル
暗闇の零時半一時一時半今はどれかとスマホを点ける
6
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只野ハル
街中のコンクリートに囲われた稔る田の横ただ過ぎる人
7
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只野ハル
バッハ聞く陽だまりの部屋スプーンで一口ずつのお昼を母に
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葱りんと
夕と夜の月の大きさ同じとは知っているけど信じたくない
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葱りんと
夕の月 オレンジ色の真ん丸はシューの中身かカスタード甘い
7
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葱りんと
夜の月 天空上り孤高なり薄い黄色の美味しい沢庵
10
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葱りんと
秋晴れだ窓掃除でもしないとな思っただけで茶を飲み動かず
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葱りんと
発表会 児童の合唱食われたよ 何十奏もの緊急警報
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吉野 鮎
溢れきて詠はしむるは汝が影に何処の細道 いかないでアナタ
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吉野 鮎
月戀へば雨垂れに醒む身の裡にひかり充ちくる雨月抱きしむ
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吉野 鮎
校庭に部活の聲の滿ちる夕 ひむがしに獨り十六夜の月
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吉野 鮎
雲裂きて天使の梯子降りきたり お渡りめされよ ひかりの皇女
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