河のほとりのお気に入りの歌一覧
芳立
春風になびくことの葉かき挿さむ隙なくわたるみ吉野の花
6
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まるえふ
その一歩踏み出す勇気それだけさ君に無いものそれだけなんだ
8
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詠み人知らず
あんなにも 青くまっすぐ だった日を 忘れたんだね 野菜室のニラ
11
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詠み人知らず
肩先に 落ちた花びら 振りはらう 花の気持ちも 知らぬ君の手
13
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風蘭
いつまでもソファーの中で重力にまかせたままに同化できたら
11
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風蘭
寒ければ暖かい春待ちわびて暑過ぎる夏辛抱できず
6
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紫草
髮のふさ夫ゆづりの曲見せて机に伏せる息子ゐる夜
22
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紫草
杉苔の中にわけ入り身をひそめ温雨うけて泣き清めたし
11
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紫草
ある時は心のままにある時は妄想の果て歌のあらわる
18
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三沢左右
月かげの欠くるに合はせ目を閉ぢば思ひ出づるは昨夜の花の香
24
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三沢左右
烏 ああ と鳴きをり今日の寒き日の灰の空には染まであらなん
22
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三沢左右
高天より一筋青き矢のごとく絵画一帖わが胸に落つ
17
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三沢左右
藍のいろ絵師のこころを継ぎゆけよ 深みまさりて夜となるまで
18
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三沢左右
空を知らぬ人らに空をみせむとて桜五分咲き今誇りをり
20
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三沢左右
わが歩く道より低く枝を垂れ瀬にまがひをり 春さくらばな
16
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三沢左右
稲妻の姿の枝に閃光のごとき花弁の桜を夢む
18
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光源氏
浅茅生の青野ヶ原の忘れ水たえまがちなる君をしのびて
11
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光源氏
御見舞いをしていただいて有り難う息子と判らず話す我が母
26
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桜園
梅園の地の面おほふ花びらの彩みづみづし春の雨ふる
16
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桜園
プラットホーム行きかふ老いのあの人も亡き父に似る雨の彼岸明け
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