灰色猫のお気に入りの歌一覧
泉白水
珍しく積もった雪に空回るタイヤの嘆きや 夜にこだまする
5
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泉白水
ため息の小さなそれで飛ぶような軽い私は誰がため生きる
7
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本能寺
オリオンもカシオペアさえ見えるのに 少しも見えないきみの笑顔が
19
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葱りんと
会いたいと 思う気持ちは 日が経つと 知らず消えてた 薄味の恋
10
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へし切
老いてなほ吾も詠みたし恋の歌 言の葉なれば許されもする
22
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佐藤水村
芳しきバナナ手に取りふと思ふぬばたまの夜の白きうなじを
3
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ほかげ ちあき
明日待ちの 扉を開く 閉じた眼の奧で手招く 幻想の窓
5
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ほかげ ちあき
片隅に背を向け座る あの人を 消し去る覚悟 わざと遠ざけ
5
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へし切
青嵐のこころや何処 風に立つ 雄々しき姿 獅子の如くに
14
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恣翁
風鈴の舌に 襟足舐められて 年増は上気せし顔背く
14
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まつり
かりかりとラメが剥がれてゆく爪に隠しておきたいやわらかさとか
6
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夢士
あな遠し地下鉄駅の乗り換えやバス停二つ歩くに似たり
16
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リクシアナ
退院の荷物まとめて見る暦菜の花明るき床頭台
11
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桐生賄
峠越え 目指す砂浜 芋煮会 刻んだ食材 リュックに背負って
11
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もり
司令塔その役目とは指示指図貴方の彼はエスであるわけ
5
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温
ぼくなしじゃ死ぬ雌犬を撫でながらテレビのむこう泣く子をみてる
7
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乙女田虎子
もし明日ふたり同時に目覚めたらバオバブの芽でサラダ作ろう
4
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コーヤ
胡蝶蘭今日も一日微笑んで吾が居住まいの和みとなりて
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鹿目ゆい
「言わないで。言えば許してしまうから。わたし、あなたを恨んでいたい」
5
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コーヤ
和む花香りを摘んで織り込んで紡いだ歌を君に捧げん
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