詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
伸び伸びと育ててくれた母だから今度は母を伸び伸び育てる
19
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夢士
送り火を炊きて一年盆終ひ旅路の島の盆の獅子舞
21
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リクシアナ
夏衣を掛けた衣桁に秋入梅とおさぬ袖の露草の青
23
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詠み人知らず
夏姿くずして秋の雲ゆけば伯耆の富士は紅葉の準備
19
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詠み人知らず
お気楽に包葉に蠅呑みこみて受粉任せて釣り糸垂るる
9
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山崎ふゆ彦
かぜさわぐ信濃追分分去れを一茶はひょうと右へ行ったか
9
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KEN
野邊に散る月のなみだに染まり咲く金のみづひき夜半のおひわけ
19
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蔓葵
みなそこにしづむ鏡の池の面にいつしかうかぶ秋の夜の月
14
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詠み人知らず
遅刻したタイムカードを捏造しようとしている事務員田村
11
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詠み人知らず
この強風になんのこれしきと堪えてきた秋に小さな柴栗愛おし
16
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コタロー
蟬の聲パタリと消えて空蟬の背中の穴に秋風の笛
15
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コタロー
空蟬と蝸牛の殼蟻寄らず秋風カラカラ運んでゆきぬ
9
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つちだゆういち
ガラヶーのレトロな僕はWIFIがなんの機器かも知らずにSELL
12
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横井 信
傾いた日差しを浴びて柔らかに草の影揺れ 赤とんぼ舞う
19
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ななかまど
堂に座し秋の予感の風筋にきらめく夏を胸にたたみぬ
18
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石川順一
虫の音はスズムシ蟋蟀だけでなくカネタタキまで加わり始め
19
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荒野のペンギン
選に漏れ残念でしたの報せ来るちっぽけなんだよ私も歌も
11
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滝川昌之
子育てを終えた燕の空の巣よ夏の初めに吾と戻れよ
27
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へし切
孫のこゑ 消へて侘しき吾が宿の 元の静寂 慣るるに難し
30
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滝川昌之
「存分に輝きました」とヒマワリは首(こうべ)を垂れて夏を見送る
31
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