灰色猫のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
この道はどこまで続くの今日もまたとにかく足を前に出すのさ
3
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千映
なぜ雪が降らなきゃ困るの母に問う認知の母の答は正解
8
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鳥羽薊
わたくしの部屋の窓には雨のカーテン掛かりて今は読書の楽しや
4
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乙女田虎子
黄昏にさえずる鳥の一羽いて花散里の慟哭をきく
11
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安曇野
血を流し悲鳴を上げた身体からもう辞めちまえと喚かれる日々
8
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林林
あなたには詫びても詫びても償えぬ積もった雪が雨に溶けても
21
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ゆりこ
風邪をひく慣れぬことして風邪をひく張りつめた糸ゆるみ風邪ひく
11
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詠み人知らず
初物のそら豆の皮むきながら 不要部分の 嵩におどろく
13
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雪柊
稽古終え 雑巾がけを命じられ得難き事と感謝尽くせぬ
20
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雪柊
稽古終え わが師と歩く帰り路思い出話に六花舞う夜
16
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雪柊
二年前君が我家に舞い降りた冬の大雪思い出す朝
18
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詠み人知らず
中古屋にアホほどルンバ並んでる 皆さんやはり 使えないんだ
13
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中川 春
雪のようにとけてきえたあの人の感触だけが忘れられない
4
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乙女田虎子
箱庭にちんまり咲けぬはなゆえに決心の夜決別の朝
6
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たぬき
眼の色が変化してても寝転がり互いについて聴いていこうね
3
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月虹
しがみつくみたいに二人確かめる他に成す術もなく真冬日
27
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bgvillea
音もなくゆき影もなくふみゆきてしられぬ場所へゆきゆきて月
11
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野々花
雪掻きで疲れた身体甘やかし甘めのココアふうふうと飲む
15
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野々花
まだ止まぬ雪に悪態つきながら一人分だけ小道を作る
10
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林林
待ち受ける恐怖を白く和らげる淡雪ふわり家々の屋根
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