詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
魂の形が似ている人同士 夫婦になったり友になったり
26
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夢士
長きとき北と東を結びおり夜汽車の旅もページを閉じむ
14
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夢士
楽の日のテレビ桟敷の大相撲国技の二文字絶えて久しき
5
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紹益
墓参り 大小ごとの 墓石に 死しての後も 格差社会か
17
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嵐露
自らの蔵書の数を実感し重みに耐えた住居に感謝
2
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西村 由佳里
みんなからはみ出た花がありましてアリとララララ歌っています
2
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西村 由佳里
妖精がなりたい役の一番はきっとつくしと手をつなぐ役
8
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恣翁
海中の難破船のごと 蒼褪めし空に 沈めるパンテオンかな
21
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大埜真巫子.
新しい白いヒールを響かせて威嚇するよう階段のぼる
58
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大埜真巫子.
どうしても 母の育てたやり方が わたしを邪魔する 亡霊めいて
16
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夢士
彼岸会や墓に参りて檀家寺世代を継ぎて託すは誰に
5
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夢士
春一の吹くも北風小雨つれ小僧よさらば春の声する
8
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浅草大将
ふたたびの春にも君の先だてば辿るあし路に霜はとけつつ
8
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芳立
よしあしの芽ぶく岸辺に御仏はただたすかれと願ひますなり
6
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恣翁
饐え初めし果実のごとき 花柄の夜具の匂ひに 身を埋めつつ
30
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ふきのとう
介護する苦労話をききながら親なき我はさみしくもあり
30
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詠み人知らず
連弾の舞い踊る指交錯し春の祭典鳴り響きたり
9
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紹益
堂々と 東の空に オリオン座 冬将軍が 未だ居座る
14
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紹益
残寒の 思いがけない なごり雪 思い出すのは ブルートレイン
18
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浅草大将
つるぎ太刀棘ある言の葉の裏にとても花実があると思へず
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