卯月のお気に入りの歌一覧
山田美弥
右耳で地球の足音聞いていた幼い私を抱きしめる夜
6
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ほたる
「優等生」的なわたしの青春を壊してしまえ。私はわたし
2
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まき
もしあしたあたしがいなくなったってそしらぬ顔で世界はまわる
8
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たんぽぽすずめ。
子供らが森の溢れる未来地図描いて救う星でありたれ
6
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久哲
苦悩する和尚の眉にちょっとだけ止まってみたい冬の蝿です
4
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みなみぐち
雨の日を泣いてもいい日と決めたなら無地で深紅のパラソルを買う
8
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久哲
包まれてしまうあなたへ くらやみがこわくなくなったのいつですか
8
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たんぽぽすずめ。
ストレスを重力一に置き換えて僕らが歩き地球は回る
6
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しろいろ
ポップコーンつぶれるおとで満たされるかすかにあかるい樹海のほとり
17
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じゆん
リニューアルオープンした空 手放しにドレミのドから歌をうたおう
8
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きりあ
連れてって。窓辺にぽつんと、テディベア。主のいない、俯くきみと
10
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たんぽぽすずめ。
食うたびにじゅげむじゅげむを繰り返す猫で遅れる 披露の宴
6
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Kantの娘
祝い箸置いて看取りの病室は白い光の差して輝く
28
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やすむ
永久に生きられぬならいらないと手放すダイヤが海になる夢
5
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羽
うつくしい森ひとつ越えてきたような今朝のあなたのひかるくるぶし
34
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向日葵
まだ何か家族と言うには物足りぬ君と並んで柏手を打つ
11
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8月24日生まれ
伝説の勇者が悪を倒しても 僕の世界に平和は来ない
4
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詠み人知らず
もう誰も戻ってこないふるさとの雪に埋もれてゆく祖父の墓
8
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下地杏
何からも等しく遠いファミレスの窓際で読むドストエフスキー
13
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後藤郁弥
好きなんだ、届かなくても好きなんだ。届かないからこそ好きなんだ。
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