詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
霧雨に夏の名残りの空の色朝顔ふたつ可愛や笑顔
13
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詠み人知らず
万難を排して臨む性転換 もとの心のままに生くべく
14
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詠み人知らず
君逝かば 喉仏の骨掠めては 首飾りにして肌身離さず
13
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詠み人知らず
詰めつれど 道中長きに片寄れば 蓋開くる時 恥じにし弁当
15
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吉野 鮎
ゆらゆらと街けぶらせて秋時雨夏の名殘りをひとつ失くせり
20
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ひよこ豆
独居にも慣れてきたのか動かずにすべてが揃う居間の定位置
25
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へし切
月草のうつし心を恨みても露と消ぬべき恋もするかな
26
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KEN
ともに鳴きつがひの夏鳥發つ音に茅の穗搖れる忘れ水かな
22
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詠み人知らず
若蜘蛛のその名も粋に時次郎軒下三寸ごめんなすって
21
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詠み人知らず
「雛ちゃんと結婚するんだ」 通園路 おてて繋がれトコトコ行きけり
12
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詠み人知らず
叶へども 足るを知らざる底なしの欲にまみれて醜くかりけり
14
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詠み人知らず
まんまるの握りこぶしに負けちゃったお姉ちゃんだもんチョキ出しちゃった
10
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夕夏
にっぽんのおんなはつよしらけっともなげてこわれぬものつくりましょ
5
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もみじ☆彡
生き急ぎ響く鳴き声秋蝉の思い遂げよと祈る夕暮れ
15
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吉野 鮎
己がじし歌の礎に刻むとき星の靜寂に一條の音
16
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KEN
殘り火に手をあてる如野の菊に心をかざす雨の坂道
17
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モリタツ ヒノト
たらちねの母に付き添いバスに乗り九合目まで 何が登山か
10
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詠み人知らず
理解など要らない救いもなくて良い一人でいるのを赦して欲しい
4
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詠み人知らず
紺瑠璃の玻璃のグラスに髭ゆらし水音と游ぎ忘我する龍
5
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KEN
散り殘る桔梗ひとつ山の道松にひぐらし菅にはたをり
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