へし切のお気に入りの歌一覧
斗環
静かなる 水面に映す帯模様月渡る橋 傷痕もなく
4
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祐鈴
母はちと、ハズレな土産と思いしが、子が狂喜する東京ばな奈
2
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ひかげ
「痛い過去」フォルダばかりを更新しわたしそろそろフリーズしそう
4
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詠み人知らず
岐路に岐路 一家四人は剥がれ落ち 四つの屋根の下にありなん
12
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詠み人知らず
いろは坂紅葉もえて感嘆し 土産物屋の野猿に驚く
6
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みなま
どこまでもうすーく薄く透けてって朝の露に溶けていきたい
12
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遠井 海
老いを見てしまったケーキのロウソクになかなか点火できない父の
13
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南美帆
好物の差し入れくれし母の愛涙堪えて強気に微笑む
3
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日向猫
キシキシと軋む音する気はすれど どこ吹く風と生きていくのさ
16
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横雲
ゆく雲ののちの形見に野をそめぬうつろふ色に暮れ果つる秋
5
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詠み人知らず
西空に低き眉月金星見仰げゆりかごならんや秋風搖らす
3
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朝がお
さらさらと風が撫でるよに君のよこ うっとうしくもなく見え隠れする
2
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詠み人知らず
紫陽花のドライフラワー薄紅に命とじこめ再び魅せる
6
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黒
なにひとつ ないくるしみは なにひとつ ないくるしみで うわがかれてく
2
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金魚藻
坂道を走れよ夜の明けるまでわらひ泣きしてなき笑ひして
4
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ことり
やはき雨降れば静かに濡れてゆくこの人界にまた時は過ぎ
1
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南美帆
堤防の見晴らしのいい道が好きずっと先まで見通せるから
3
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ねこめ
肝心の場所だけよけて愛撫するようなあなたのやさしい言葉
8
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みやこうまし
秋長けて林下を行けばうす暗く熱暑を越えし木々等休めり
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おおしまゆきこ
蔦からみ時が止まりし物置の中に眠るは魔物か姫か
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