へし切のお気に入りの歌一覧
恣翁
測量の巻尺光る秋の日に 工事に使ふ石匂ひたり
21
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五穀米
近親の不審は静かに覚るもの言葉にはせで笑顔すら見せ
6
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詠み人知らず
ロボットの開発進み人間の出番なくなり路頭に迷う
7
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ぺんぎんくらげ
歌をよみ 残す文字列 このかたち 先人たちと 同じ思いを
1
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ぺんぎんくらげ
一秒で 屆く言葉に 封をする 送る樂しみ 待ちわびる日々
4
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ぺんぎんくらげ
しんしんと 明らむ空を 見上げ朝 赤らみつある 葉にこぼす笑み
2
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まがね
予定書き封筒に入れ渡したら「手紙をもらった」とはしゃぐ母さん
5
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ことり
黄砂降る孤独な日なり生まれくる以前のわれの心にも似て
5
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更紗
その胸の常雪が今溶けていく きっとそのため出逢ったんだね
15
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詠み人知らず
K師といふ世間知らずに教育の 全権委ね逃げる親たち
10
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金魚藻
秋深し人の噂も絶えはてた執務室にてモカの珈琲
7
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いちにのパッパ
川べりの土手に上れば殿様に見えたバッタもちっぽけなもの
3
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もぢずり
わが自由など求めんや死にし子は自由が丘に夢を追ふらむ
2
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もぢずり
花びらはもう旅立つかかたみにぞ会ふらむ縁あらば会ふらむ
2
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笑能子
彼是の一喜一憂横に措きひとまず自分のベストを尽くす
2
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あき
どことなく妖しいひかり月に代わってお仕置き的な
11
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律春
毎夜ごと か細い声で啼いている 「幸せでいて」と蒼い小鳥が
2
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ふきのとう
わが友は若き娘を亡くしたり喪中はがきに胸の痛みて
14
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律春
ささくれた指先丸め 握り込む 君の温もり 零れぬように
3
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律春
SOS出してる君に気づいても 敢えて遠くでそっと見守る
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