藤久崇のお気に入りの歌一覧
麻
さねかづら実はくれなゐに染めながらしらじらむすぶ霜のあけぼの
33
もっと見る
恣翁
眼の下の 霧の海貫く山巓ぞ 大つ洋なる群島のごとき
24
もっと見る
リクシアナ
予報士は驟雪降ると天気図の我住む町に雪だるま付す
28
もっと見る
へし切
言の葉に思ひを置きて詠む歌の人それぞれの人間模様
32
もっと見る
コーヤ
紅葉のいろの装いいずこへと枯れ葉の山に老いの身重なる
22
もっと見る
へし切
染めかほるうつろふ菊を面影に愛しき妹を恋ひぬ日はなし
29
もっと見る
たけくらべ
相ひ思ふ人と別るる後の夜は直ぐにも逢ひに行かまほしけれ
27
もっと見る
沙久
「置き去りにしてごめんね!」と拗ねている緑のサブバッグを抱き締める
13
もっと見る
沙久
嘘くさい 似非 偽善 どれを言われても 自他の痛みは 見過ごせぬこと
21
もっと見る
沙久
戦争も無いのに血が流れている、と 数行で語る重き人の死
18
もっと見る
詠み人知らず
ふんわりと舞い落ちる雪さりさりと儚くとけて冬を拒みぬ
30
もっと見る
たけくらべ
逢ふことの深き情けを契る夜は恋でありたき心地こそすれ
25
もっと見る
藍子
のしかかる夫の介護私にも少しで良いの自由が欲しい
18
もっと見る
沙久
鈍行な 拝読ペースで すみません でも皆様の 歌は励みに
20
もっと見る
キュン太郎
初デート 朝が来るまで 待ちきれず遠足を待つ 子供みたいに
19
もっと見る
ながさき
降る雪に 遠い記憶が よみがへる いろりを囲む 家族の顔が
27
もっと見る
乙女田虎子
言の葉が ほろりほろりと 溶けていく スパイス效かせた ホットワインに
13
もっと見る
乙女田虎子
境界線こえずにいても臨界にいたりそうな君の危うさ
3
もっと見る
リクシアナ
言の葉の枯葉燻ぶる落葉焚き詠えない日はお芋を焼こう
23
もっと見る
リクシアナ
ジオラマの町は暮れゆく砂糖菓子雲の篩の粉雪が降る
29
もっと見る
[1]
<<
359
|
360
|
361
|
362
|
363
|
364
|
365
|
366
|
367
|
368
|
369
>>
[369]