灰色猫のお気に入りの歌一覧
野々花
騙された自分の涙集めたら溺れるほどの深さになった
9
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詠み人知らず
丁寧に箸でかき分け「この骨が のど仏です」 完璧な事務
18
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詠み人知らず
クスリより妻の乳房に安んじる底冷えの夜のわが神経は
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芳立
うつろひの世に人の身を成し遂げて死ぬるに花の咲かぬものかは
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新座の迷い人
号泣し 記者会見に のぞむ人 嘘つき通し 化けの皮はがれる
5
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桐生賄
友チョコを 沢山貰って 嬉しげな 娘の笑顔 孝行になる
13
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詠み人知らず
タイの魔女 ロシアの巨人 1対3 冒険の旅 感慨深く
2
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詠み人知らず
「ありがとね」笑顔で一度 首に巻き 席に遺した 手編みのマフラー
2
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詠み人知らず
待ち合わせ ヒールでつまずく 君を見て 期待はずれな 普通の自分
1
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詠み人知らず
風の音に 身置き新たな 服纏い (春はまだだ)と 想い募らす
2
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詠み人知らず
街にでて イケメン風に 姿模し 見探す君は ベツオとデート
3
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詠み人知らず
暗闇に 明かり一筋 有らずとも 君を希望に 生きてゆくのさ
3
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詠み人知らず
僕よりも「カッコいいもん彼氏のが!」 前は普通て 言うてましたよ
3
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詠み人知らず
今一度あの日と同じあの場所で 君を感じて話したかった
4
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詠み人知らず
心の灯 目蓋下ろすと 額から 病のように 頭をつつむ
4
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詠み人知らず
優しさや かわいらしさや ひたむきさ 君を彩る 僕のイメージ
4
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詠み人知らず
君の夢 心囚われ 想像し 目を閉じたまま 朝を迎える
3
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詠み人知らず
らしくない 自分の気持ち はかれずに 好きという字の そのままになる
5
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詠み人知らず
君の内 一等賞で 残りたい 僕が一番 おバカな男
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詠み人知らず
平行に敷かれたはずのレールにも 九割九歩 仕込まれる罠
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