KENのお気に入りの歌一覧
コタロー
晝飯の蓋を開ければ鰻重で口中とろりホクホク旨し
4
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コタロー
盆踊太鼓を叩く若男桴の捌きに音色が彈む
8
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コタロー
誘はれて見やう見まねの盆踊リズムに乘れば體も動く
9
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コタロー
美しき浴衣姿の乙女たち白き柔肌ときどき見える
6
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コタロー
踊り切りほんのり汗が滲む頃冷んやりしたる氷を舐める
9
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横井 信
暗闇を流れる川にほんのりとひかりは溶けて彼方に消える
11
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横井 信
出遅れたランチタイムの食堂でそっと見つけるやさしい笑顔
11
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滝川昌之
先輩に背丈並べて「どや顔」の若竹お前はまだまだ青い
18
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滝川昌之
紫陽花の雨季に捧げた色は褪せなおも気高く魅せる強さよ
18
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千映
少しずつ片づけが済む母のもの「ごめんね」という重い言の葉
14
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聴雨
食べられる雨止んだよの声掛けにふと眼差しに心映して
6
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横井 信
積み上がるビルを遠目にまだ青い果実が揺れる単線の駅
12
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灰色猫
七夕が来るたび父の生き様を心静かに想うのだろう
21
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吉野 鮎
梅雨はれ間楡の高枝に初蜩の一つ聲して七月の夏
13
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詠み人知らず
病にて職退かざるを得なかった八年の無念今も燻る
14
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つゆふみ
棚の奥眠るガイガーカウンター測るのやめた つらくなるから
7
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つゆふみ
七夕という日があったことさえも忘れて君をさがしていたの
7
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つゆふみ
核兵器持っていいのは戦勝者あなたはだめよ勝ってないから
6
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コタロー
新緑の中の會社の晝休みテニスボールが打たれて彈む
6
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コタロー
椋鳥が電線上に横竝び音譜となりてメロディー鳴らす
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