藤久崇のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
八重咲きの白山茶花の妖艷さに散りて束の間のいのちいとほし
18
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恵
ほろ苦いガトーショコラを贈ります 私の辛い恋の味です
40
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恵
咲きだした桜にバトンを渡すよに白木蓮ははらりと散りぬ
31
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恵
貴方から届くメールで今日の日の辛かったこと忘れてゆける
31
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恵
手を延し「母さん」でもなく「おい」でもなく最後の言葉は母の名でした。
38
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村上 喬
ざらついた果実の皮など脱ぎ捨てて駆け出していく八月の海
43
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村上 喬
オレンジの光眩いテラスにて僕らは何を語るのだろう
16
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村上 喬
のみさしのラムネの瓶に残されたビー玉越しに海はひろがる
304
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村上 喬
雷鳴を頭上にいただく僕たちは気持ち昂るアブナイ夜だね
15
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永草御行
土になるのを樂しみといふ君の變じた土に百合は咲きたり
12
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藍子
病院の格子の外に聞こえるは自由謳歌す鳥の鳴き声
15
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麻
墨染めの冬の夜空を眺めては心にかれぬ三日月の露
30
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沙久
彼等自身 どれ程尊重 してるのか 陛下発強い「お気持ち」の核
15
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麻
散りもみぢかぞへ尽くして花梨の実その移り香も冬ごもりする
30
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沙久
「二十円アップ・・・」の告知に拍手してはしゃぐ吾見て ボス爆笑す
22
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環
色づいた木の葉を透いて冬の陽は山茶花をあかるく照らしだす
8
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秋日好
庭に出て小玉スイカにかぶりつくもっと早くにやればよかった
24
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秋日好
母になること諦めて今がある 子供に注ぐ愛をどこかに
24
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滝川昌之
大学へ通う息子を 見る妻の その目で 昔俺を見ていた
15
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詠み人知らず
ひとつぶの雨がこんなに冷たいと知った今日から冬が始まる
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