KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
七夕が来るたび父の生き様を心静かに想うのだろう
21
もっと見る
吉野 鮎
梅雨はれ間楡の高枝に初蜩の一つ聲して七月の夏
13
もっと見る
詠み人知らず
病にて職退かざるを得なかった八年の無念今も燻る
14
もっと見る
つゆふみ
棚の奥眠るガイガーカウンター測るのやめた つらくなるから
7
もっと見る
つゆふみ
七夕という日があったことさえも忘れて君をさがしていたの
7
もっと見る
つゆふみ
核兵器持っていいのは戦勝者あなたはだめよ勝ってないから
6
もっと見る
コタロー
新緑の中の會社の晝休みテニスボールが打たれて彈む
6
もっと見る
コタロー
椋鳥が電線上に横竝び音譜となりてメロディー鳴らす
8
もっと見る
コタロー
小々波に溢れんばかりの池の水生き物見えず柳が搖れる
7
もっと見る
コタロー
大小の瓢箪たちがぶらぶらとへうきんなりし家に垂れてる
7
もっと見る
うすべに
ひとときの陽ざしがもれる梅雨寒に 暑さ待ちかね百日紅咲く
11
もっと見る
へし切
床に伏し ひと日を過ごす悲しさよ 老い身に応ふ 梅雨寒の空
17
もっと見る
幸子
白髪染三段腹にソバカスにどうしてくれる君が好きです
12
もっと見る
横井 信
見上げれば雲間にのぞく月明かりふらつき歩く僕を見ている
11
もっと見る
幸子
日が翳るように感じた午後二時のフロアで気づく君の外出
12
もっと見る
滝川昌之
艶やかな浴衣花咲くほおずきの浅草寺(あさくさでら)に市が立つころ
22
もっと見る
灰色猫
ひたすらにナイフのような方でした放つ言葉が泉のような
22
もっと見る
光源氏
鐘寒き納骨堂に手を合はす涙のごとき雨に濡れつつ
19
もっと見る
吉野 鮎
何處にやキミ彷徨へる音絶へて天の川邊に待宵の花
13
もっと見る
吉野 鮎
ふかふかを弄る幼ゆび吸ひつ恐竜お供に銀河の夢旅
11
もっと見る
[1]
<<
356
|
357
|
358
|
359
|
360
|
361
|
362
|
363
|
364
|
365
|
366
>>
[593]