灰色猫のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
今更の 胸 破裂する不安感 俯瞰している 自分の影が
20
もっと見る
大埜真巫子.
漠として ひろがる夢の 荒れ果てた 昏い世界を 毎夜 あゆむ
23
もっと見る
大埜真巫子.
選択肢 一寸先はどこ行きか それは自分で 決めなきゃいけない
24
もっと見る
大埜真巫子.
ちく たく と 進む秒針 動かして 懐中時計 ネジを巻かなきゃ
15
もっと見る
大埜真巫子.
砂時計 その ひとつぶ が 今日である ひっくり返さず 最期は しずかに
25
もっと見る
大埜真巫子.
言葉だけ操るだけなら簡単だ想いを如何に込められるかだ
31
もっと見る
大埜真巫子.
こんな日は 誰の役にも立てないと妙に苦しく為す術がない
26
もっと見る
大埜真巫子.
三十枚の小さな話 書き上げて ようやく自分を許せた気がした
24
もっと見る
大埜真巫子.
哀しいと 歌ができます 泣くように 詠む ではなくて吐くようにして
58
もっと見る
大埜真巫子.
さらさらと こどもの髪は ここに在り 撫でるほどに 生き生きとする
24
もっと見る
大埜真巫子.
あおあおと した空のした ねころがる 校庭にひとり 土のにおい
17
もっと見る
大埜真巫子.
雨の音 風吹き荒れる音がする昏いこの部屋 漂流している
15
もっと見る
大埜真巫子.
日曜日 今日のお湯はマグノリア 明日から また わたしは笑える
12
もっと見る
大埜真巫子.
春の空 雲の数を かぞえれば目を射る光に くらくらとする
31
もっと見る
大埜真巫子.
目に見えない しがらみ という ものがある 蜘蛛の糸にしか 思えないのに
25
もっと見る
大埜真巫子.
世界とは たぶん そんなに 素敵じゃない だから小さく 幸福でいる
25
もっと見る
大埜真巫子.
本の中 ユメの中にて生きたくて生きられなかった五才の あの子
24
もっと見る
大埜真巫子.
現実と 幻日とが 入れ替わる自分の立ち位置 足を踏ん張る
24
もっと見る
大埜真巫子.
偽りの恋の相手の誕生日 憶えていない 必要も ない
17
もっと見る
大埜真巫子.
あなたとの うたたね は いつも最上の喜びである 今も昔も
26
もっと見る
[1]
<<
3602
|
3603
|
3604
|
3605
|
3606
|
3607
|
3608
|
3609
|
3610
|
3611
|
3612
>>
[4551]