灰色猫のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
日曜日 今日のお湯はマグノリア 明日から また わたしは笑える
12
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大埜真巫子.
春の空 雲の数を かぞえれば目を射る光に くらくらとする
31
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大埜真巫子.
目に見えない しがらみ という ものがある 蜘蛛の糸にしか 思えないのに
25
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大埜真巫子.
世界とは たぶん そんなに 素敵じゃない だから小さく 幸福でいる
25
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大埜真巫子.
本の中 ユメの中にて生きたくて生きられなかった五才の あの子
24
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大埜真巫子.
現実と 幻日とが 入れ替わる自分の立ち位置 足を踏ん張る
24
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大埜真巫子.
偽りの恋の相手の誕生日 憶えていない 必要も ない
17
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大埜真巫子.
あなたとの うたたね は いつも最上の喜びである 今も昔も
26
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大埜真巫子.
言霊は共鳴していくもので在る繋がりながら やがて輪に成る
37
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大埜真巫子.
生きる為 言葉を紡ぐ人人の 切なさよ愛よ孤独よ夢よ
63
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大埜真巫子.
行き詰まる わたしは歌う 屋上で あるいは 閉じた 小さな部屋で
34
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大埜真巫子.
雨に濡れた 桜から零れ 落ちていく雫と花びら 桜雨 降る
24
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大埜真巫子.
闇に浮かぶ 体はやけに仄白く 自分の弱さ儚さを知る
34
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大埜真巫子.
夕暮れは 春の匂いを纏わせて 蒼い帳を徐々に ひろげる
23
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大埜真巫子.
夜が来て 朝が来るから この先も 身を任せつつ 繋いでいける
14
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大埜真巫子.
米粒を ひとつぶひとつぶ つまむよう 淡々として丁寧に行く
15
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大埜真巫子.
コサージュのついた帽子を うつむいて 目深にかぶり 人ごみ抜ける
14
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大埜真巫子.
新しい白いヒールを響かせて威嚇するよう階段のぼる
58
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大埜真巫子.
あまりにも やさしい言葉が多いので 幼いわたしは 羽を生やした
24
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大埜真巫子.
燃えさかる 怒りのやり場が見つからず ベランダの隅 グラスを落とす
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