KENのお気に入りの歌一覧
幸子
もし告げて砕け散ってもあなたへの想いは花となって舞うだろう
14
もっと見る
横井 信
涼しげな風の調べを確かめて青田にのぞく白鷺の首
13
もっと見る
横井 信
まだ足の痛みは続く梅雨の夜の雲は抱えるかすかなひかり
6
もっと見る
滝川昌之
拭う汗 手押し車の労働者 袖口に染む美しき汗
17
もっと見る
幸子
雨の日の時間は子らがくるくると回す傘から紡がれてゆく
12
もっと見る
天鳥
ささやかに一匹の蝉の鳴く声に夏が始まる予感よぎりて
8
もっと見る
まゆき
違いなど些細なもので眠れないあなたのあたまに増殖する山羊
5
もっと見る
あんこちゃん
「会いたい」と想ふばかりじゃ変わらない 勇気を持って伝えよう
3
もっと見る
コタロー
晝飯の蓋を開ければ鰻重で口中とろりホクホク旨し
4
もっと見る
コタロー
盆踊太鼓を叩く若男桴の捌きに音色が彈む
8
もっと見る
コタロー
誘はれて見やう見まねの盆踊リズムに乘れば體も動く
9
もっと見る
コタロー
美しき浴衣姿の乙女たち白き柔肌ときどき見える
6
もっと見る
コタロー
踊り切りほんのり汗が滲む頃冷んやりしたる氷を舐める
9
もっと見る
横井 信
暗闇を流れる川にほんのりとひかりは溶けて彼方に消える
11
もっと見る
横井 信
出遅れたランチタイムの食堂でそっと見つけるやさしい笑顔
11
もっと見る
滝川昌之
先輩に背丈並べて「どや顔」の若竹お前はまだまだ青い
18
もっと見る
滝川昌之
紫陽花の雨季に捧げた色は褪せなおも気高く魅せる強さよ
18
もっと見る
千映
少しずつ片づけが済む母のもの「ごめんね」という重い言の葉
14
もっと見る
聴雨
食べられる雨止んだよの声掛けにふと眼差しに心映して
6
もっと見る
横井 信
積み上がるビルを遠目にまだ青い果実が揺れる単線の駅
12
もっと見る
[1]
<<
355
|
356
|
357
|
358
|
359
|
360
|
361
|
362
|
363
|
364
|
365
>>
[593]