万陽のお気に入りの歌一覧
まあさ
ネクタイを締めて朝日へ向かう子が凛々しく見える 冬ざれの中
26
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まあさ
バースデープレゼントのごと届きたり 叔母の歌載る短歌の雑誌
28
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千映
「助けて」とはっきり云わぬはずなのに手を貸す君に甘えてしまう
13
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恣翁
左義長の煙を標に 何処にか 正月様の還りゆくらむ
21
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inosann
病む母と世話する兄との口論に帰郷の足の遠のきている
23
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詠み人知らず
渦つくりミルク落とせば瞳色ウィンク残して瑠璃の色へと
23
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恣翁
欠伸して 夢見るごとく 重たげな瞼開けて 視線 吾に投ぐ
18
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inosann
「どうしたの」の連呼を背にして皿洗う風邪こじらせてる妻のためなり
24
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まあさ
母逝きし齢となりぬ朝の空雲の切れ間に清し青あり
28
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美津村
死んでも母は地獄へなんかいくものか地獄の如き世を生きたれば
16
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石川順一
芝櫻リフトに乗らねば見られない下山は徒歩で一気に下る
14
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摂津の学生
改札を行く生徒らの強張った背に幸祈るセンターの朝
9
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詠み人知らず
指離れ 淋しげな微笑ひとつ咲き 雨にとけゆく きみの残り香
58
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ながさき
今日もまた 南の空に 三日月が 銀の光を そそぐ 黄昏
32
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灰色猫
電柱の影を踏まずの帰り道ひとりぼっちの孤独なルール
32
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灰色猫
憧れはいつしか嫉妬へ変わり果て錆びた諸刃が我が身を襲う
22
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リクシアナ
綿雪は飛天のつむぐ言の葉の空にちぎれたひとひらの歌
29
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まあさ
凍空の下の蕾を実力で膨らませに行くセンター試験
26
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inosann
いくつかの心の傷が癒えるよう今日の出来事歌にしてみる
106
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まあさ
看護師の「戻って来たらだめですよ」声に押されて病棟を出る
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