猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
真田 虫太郎
なゐと言ふ 名こそ悪しけれ ふりをれば 日々にぞ疎く なりにけるかも
4
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恋花
睡魔には誘われてたが断って夢を見ないでただペンを執る
2
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有為
あしひきの山なしの水わらふ春富士の裾にもさくや此のはな
9
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さる
春の雨こころもぬらす桜花蕾のままにぬれて居るなり
5
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庭鳥
右の手に缶コーヒーを持ちながら面談受ける君ぞかわゆし
4
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芳立
世をそれて人の空気は読まずともよく王様の空気詠む葦
10
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芳立
恋すてふ吾が名をたれぞ立てにける人痴れてこそ事に違へれ
7
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浅草大将
庭の梅枯れて色香もなき春にむかしをしのぶうぐひすの声
12
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粕春大君
水ぬるみとくる御池の面にはねし魚の音すなる春立つ社
10
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浅草大将
あへあへとむらむら雲のすき間より月こそ覗け猫の恋路を
11
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さる
わが庭に残雪ありて春立ちぬ 春は名のみのけふの冷たさ
7
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庭鳥
背も腹も代えられなくて貼るカイロついでに白い首にも
3
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粕春大君
諏訪の海の月の光に凍るれば歩みて通ふ氷鏡の路
15
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久哲
勇者ならビニールバットを聖剣にするまで比喩をぼてくりまわせ
6
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山桃
何処よりわき出でたるや温き野に小さき羽虫のわらわらと飛ぶ
3
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山桃
天才の表現し給ふことのはを使いたき日もあり雲は天才である
7
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庭鳥
面接の人が来ていた。合否より「来てくれそうな人ですか?」問う
4
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さる
冬枯れの枝先に見る小さな芽春を待つのかわれもともにと
10
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粕春大君
子をおもふ心は同じ小野つ鳥雉子鳴くなりもゆる春陽に
15
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みやた〜
ひとり食う飯の旨さに肥えてゆくめでたくもありめでたくもなし
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