狭霧のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
派手な柄折りて隠さむ菊の花老ひ死ぬ秋の葬儀なりける
4
もっと見る
猿ノ丞狂介
飢えし時飯待ちどほにありし吾れ鳴きつる腹ぞおさえんとせし
3
もっと見る
粕春大君
諏訪の海の月の光に凍るれば歩みて通ふ氷鏡の路
15
もっと見る
浅草大将
恋ゆゑに厚き氷も千端破る神こそ渡れ諏訪のみづうみ
8
もっと見る
浅草大将
去にし屁の鳴らぬ実や来の八重さ臭拭けここの屁に匂ひ塗る哉
10
もっと見る
浅草大将
たまきはる命なりせば幾そ度越えてやま路の雪も嬉しき
17
もっと見る
粕春大君
満ちたりて眼白けき鮭うをの浮きつ沈みつ流れゆきけり
24
もっと見る
浅草大将
何ゆゑに涙ながすの浜千鳥なけどうらみの夜風止まぬを
22
もっと見る
falcon
木机に桜紅葉とどんぐりを並べて惜しむ秋の一日
16
もっと見る
粕春大君
羆嵐深山の塚に雪重ねカムイの森の罪ぞ遙けき
11
もっと見る
粕春大君
秋の田のかりねに白き初霜のふりてし夜ぞふけにけるかも
22
もっと見る
粕春大君
古里の露にうれへるきりぎりす夜風を寒みつづる言の葉
20
もっと見る
粕春大君
秋の色の至らぬと見ゆ山の辺の道しろたへに野菊咲くらむ
23
もっと見る
薫智
マタタビがビールよりかはいいのになつきあい酒もつらいものだな
9
もっと見る
猿ノ丞狂介
袈裟がため横四方がため肩がため我が搦め手に敵は降りつつ
24
もっと見る
猿ノ丞狂介
質草は衣にすらむ朝露に濡れてののちは価値下がるとも
7
もっと見る
猿ノ丞狂介
ちはやぶる神の胃壁にはふ虫も薬にあへず下りつきにけり
2
もっと見る
芳立
明星のあかぬこころをうたひつつ空のいづこに舟はたゆたふ
16
もっと見る
浅草大将
色も香も移ろひ果てし枯れ菊も霜の花とぞなほ残りける
14
もっと見る
只野ハル
自らの繋ぐ命に会えずともただひたすらに鮭は遡上す
6
もっと見る
[1]
<<
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
>>
[38]