澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
海苔衛門
そぞろなる心も知らず降る雨に記せぬ思ひを流せたらまし
10
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光源氏
こぬ人をまつほの浦のもしほ草身はこがれどもかすむ月影
14
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悠々
白き雨紅き花をぞ濡らしける傘のやぶれの柄をつたうかな
16
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悠々
天ノ川われ水牛となる夜かな愛しき人へ泳ぎ渡らん
23
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ムラサキセロリ
いつ彼にぶつかってもいいように咥えて走るパンはまっさら
11
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ムラサキセロリ
コスモスは夏の弔い思い出という名の夢に捧ぐ純潔
1
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ムラサキセロリ
新しい兵器か何かなんだろう響き続けるきみの「会いたい」
14
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有為
夕立は涼しかりけれ軒の端のひと雫にもこもるかなしみ
9
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有為
織女星な泣きたまひそちはやふる神の代ならば時の風吹け
8
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詠み人知らず
身体には形があってもどかしいLCLになって融けたい
6
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卯月
惑星の最後の月が沈んでも蛍が空に河を描くよ
7
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詠み人知らず
ひらがなのたなばたたなぼたにみえうぇんゆぅうぃっしゅあぽんなすたぁ
6
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浅草大将
眠らへで窓を開くればしのび来る闇のぬめりのなま温かき
19
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聴雨
けふの空見上げて歌ふすゑさんと七夕のうた歌詞鮮明に
19
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聴雨
やはらかき眠りに誘ふ雨音はかの耳元にもささやくだらう
26
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詠み人知らず
小袋が多いラーメン小癪なりチキンラーメンシンプルで好き
8
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詠み人知らず
蒸し暑い今日とワイシャツ投げ捨てて扇風機の前パンツ一丁
8
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山田杜魚
嘘が罪なのではなくて最後まで嘘を吐き通せないのが罪
16
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山田杜魚
死神の鎌研ぎに出す日もあらむカルモチンとて修治は死なず
1
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三沢左右
綾をなす仮名の音色目にも聴く踊り踊れよ誉れの白よ
19
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