KENのお気に入りの歌一覧
コタロー
新緑の中に置かれし木のベンチ隙間を見つけ草が伸びたる
5
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コタロー
梅雨の池水は濁りて嵩を増し生き物たちは姿を隱す
7
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コタロー
梅雨最中工事現場は誰も居ず激しき音が赤土削る
7
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横井 信
眠る子にそっと近づく夏休み寝言で笑う明け方の夢
15
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横井 信
長梅雨の雨後の日差しにこだまするちからいっぱい鳴く蝉の声
12
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へし切
参院は 夢ある人を選びたい たかが一票 されど一票
14
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滝川昌之
雑念を消し去るために男らは「吉野家」詣で「特盛り」唱う(となう)
18
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あゆか
テスト前縁起いいことやってみる首席はしない実力勝負
10
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滝川昌之
長雨で羽化したままに身は濡れて鳴けず飛べずの蝉の寒さよ
18
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吉野 鮎
白浪の沖立つ見へて熱帶の風雨連れきて梅雨明けるらし
11
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吉野 鮎
霧雨の濡らす幹肌玉雫臥龍の松に炫る銀鱗
13
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へし切
今更に将棋ならふは恥ずかしく大人のための再入門書
17
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うすべに
笛の音に胸おどらせた夏の宵 遠い花火の音もかすかに
9
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横井 信
霧雨のシャワーに煙る街並みにいまだ涼しい海の日の朝
15
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詠み人知らず
在りし日の夫ほめてくれた待ち受けの画面そのままに三年の夏が
15
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falcon
夢やぶるエレキの響き選挙カー燃える連呼は灰を残せり
7
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リクシアナ
片耳に鼓動の疼く夏のよる水のうたかた若き潮騒
17
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リクシアナ
朝市の桶に溢るるトルコ桔梗もとめて眩し逃げ水の道
15
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リクシアナ
肉親も別れた男も十桁に置き換えられて元年の夏
9
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恣翁
めっきりと肉付きぬれば 壁に映る 己が影より 目を逸らしけり
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