KENのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
彼の辞書に貧という文字見あたらぬ富豪議員ら牛耳る永田町
14
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横井 信
汗が流れる酷暑日もクマゼミはからだ震わせいのちを歌う
10
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横井 信
疲れてる暑い町へとつぎつぎとやさしく帰る夜の川風
11
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うすべに
夢つれてふたりで買った夏の夜 今日夕立に濡れるふうりん
11
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灰色猫
人という荷物を乗せた貿易船あなたがもしも奴隷だったら
17
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へし切
夏空に無くてはならぬ太陽に笑顔を向けてひまわりの花
14
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うすべに
眺めても夜空に消えて帰らない ひとよの夢を追いかけた夏
11
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うすべに
夕立に うす絹まとう愛宕山 まつりばやしに雨音競う
9
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うすべに
ふいに吹く夜風に揺れる葉桜の 音におどろく蝉のひとこえ
11
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うすべに
逢いたさにこぼれる涙 袖包み 揺れるはかなさ夏の夜の夢
7
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灰色猫
真夏日の幻みたいゆらめいた君は届かぬ逃げ水でした
24
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詠み人知らず
昏れて落つ花とし生れ沙羅の花散り敷ける白さ儚くもゆかしき
11
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滝川昌之
つゆ払い野分が往けばたちまちに横綱級の夏空がくる
18
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吉野 鮎
朝霧がゆるくつつみて鎭もれる杜の氣を裂くうぐゐすの聲
12
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横井 信
夕暮れに水銀燈がきらめいて取り残される夏の静けさ
11
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横井 信
遠くから花火の音が聞こえくる夏の夜の道ゆったり歩く
11
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詠み人知らず
香港の夜の競馬場今もなおエメラルドグリーン鮮やかであれ
13
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へし切
吾が庵の狭庭の陰のほたる草 仮のいのちを儚に咲きぬ
15
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恣翁
抽斗に置き捨てられし 書き付けの 旧りし句案を 読み返しけり
22
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へし切
梅雨明けて 土用の丑は真夏日に うなぎ弁当 ひとり侘しも
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